母音発音練習ツールを公開しました

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母音発音練習ツールを公開しました
fro-blogに、新しく母音発音練習ツールを公開しました。
このツールは、ブラウザ上で「あ・い・う・え・お」の日本語の母音発音を練習できるWebツールです。 表示された母音を見ながら声に出して発音し、マイク入力を使って発音練習を行うことを想定しています。
まずは気軽に発音練習を試せるツールとして公開しました。 現時点では初期版ですが、今後は判定精度やアドバイス機能を少しずつ改善していく予定です。
この記事でわかること
この記事では、次の内容を紹介します。
- 母音発音練習ツールを作成した経緯
- ツールの基本的な使い方
- 現時点での位置づけ
- 今後改善したいポイント
- 将来的に作りたい英語母音練習ツールについて
母音発音練習ツールとは
母音発音練習ツールは、ブラウザ上で日本語の母音を練習するためのシンプルなWebツールです。
対象となる音は、まずは基本となる次の5つです。
| 母音 | 練習する音 |
|---|---|
| あ | 口を自然に開いて発音する音 |
| い | 口を横方向に意識して発音する音 |
| う | 唇や口の奥の響きを意識する音 |
| え | 「あ」と「い」の中間に近い音 |
| お | 口の奥で響かせるように発音する音 |
発音練習というと、専門的な教材や本格的な学習アプリを使うイメージがあるかもしれません。 このツールでは、まずはもっと気軽に、短時間で母音の発音を確認できることを目指しています。
作成の経緯
今回このツールを作ろうと思ったきっかけは、5、6年前に遡ります。当時、Pythonを試しに触っていて、音声解析のライブラリを使って、マイク入力した自分の声の周波数特性グラフを出力してみました。その時、グラフの特徴から50音を判別できるのでは、と思ったのです。そしてそれを応用すれば50音の発声練習を手助けする、耳が不自由な子供の発声練習アプリができるんじゃないか、と思ったのです。
しかし、プログラミングを少しかじっただけの自分では実現できず、月日は経ちました。AIに頼ればちょっとしたものなら形になる今、やってみようということで実行に移しました。
使い方
使い方はとてもシンプルです。
- 母音発音練習ツールを開く
- 画面に表示された母音を確認する
- マイクに向かって発音する
- 発音結果を確認する
- 何度か繰り返して練習する
練習する母音は、「あ・い・う・え・お」です。 それぞれの音を、口の形や声の出し方を意識しながら発音してみてください。
ポイント 判定結果だけを見るのではなく、「自分の口の形や声の出し方を意識する」ことが大切です。
母音ごとの発音ポイント
それぞれの母音について、練習するときに意識したいポイントをまとめます。
「あ」の発音
「あ」は、口を自然に大きく開いて発音します。
力を入れすぎる必要はありませんが、口の開き方が小さいと、音がこもって聞こえやすくなります。 まずはリラックスして、自然に声を出すことを意識してみてください。
「い」の発音
「い」は、口を横方向に少し意識して発音します。
ただし、口を横に引きすぎると不自然になりやすいです。 力を入れすぎず、明るくはっきりした音になるように練習するとよいと思います。
「う」の発音
「う」は、唇や口の奥の響きを意識する音です。
唇をすぼめすぎると、こもった音になりやすい場合があります。 声が前に出るように、少しずつ調整しながら発音してみてください。
「え」の発音
「え」は、「あ」と「い」の中間に近い口の開き方を意識すると発音しやすいです。
口を開きすぎると「あ」に近くなり、横に引きすぎると「い」に近く聞こえることがあります。 ちょうどよい口の形を探しながら練習してみてください。
「お」の発音
「お」は、口の奥で響かせるように発音します。
口を丸くしすぎるよりも、自然な形で音を響かせることを意識すると、聞き取りやすい発音になりやすいです。
現時点での位置づけ
今回公開した母音発音練習ツールは、あくまで初期版です。
現時点では、次のような目的を優先して作成しています。
- ツールとして実際に触れる状態にすること
- ブラウザ上で発音練習を試せること
- 今後の改善の土台を作ること
そのため、判定精度やアドバイス内容については、まだ改善の余地があります。
発音は、人によって声質や話し方が違います。 また、マイク環境や周囲の音によっても結果が変わる可能性があります。
そのため、現時点では判定結果を絶対的な正解として見るというより、発音を意識するための練習補助ツールとして使ってもらうのがよいと思います。
今後の改善点
今後、まず改善したいのは、現在の母音発音練習ツール自体の精度を上げることです。
単に「合っている・合っていない」を表示するだけではなく、 どこを意識すればよいのか、どのように発音を変えればよいのかを、もう少し具体的にアドバイスできるようにしたいと考えています。
例えば、次のようなフィードバックを出せるようにしたいです。
- 口の開き方をもう少し大きくする
- 音が少しこもっている
- 発音が別の母音に近く聞こえる
- もう少しはっきり発音するとよい
- 繰り返し練習した結果、前回より改善している
このように、練習する人が次に何を直せばよいか分かるツールを目指したいです。
将来的には英語母音練習ツールへ
日本語の母音練習ツールを改善した先には、英語の母音練習ツールも作りたいと考えています。
英語の母音は、日本語よりも種類が多く、日本語話者にとって聞き分けや発音が難しい音もあります。 日本語では同じ「あ」に近く聞こえる音でも、英語では複数の母音として区別される場合があります。
そのため、英語母音の練習ツールを作るには、今の日本語母音練習ツールよりもさらに高い精度が必要になります。
また、単に音を判定するだけでなく、
- どの英語母音に近いか
- 日本語の母音と何が違うか
- 口の形をどう変えればよいか
- 舌の位置や音の響きをどう意識すればよいか
といった説明も必要になると思います。
まずは日本語の母音練習ツールで基礎を固め、その先の段階として、英語学習にも役立つ発音練習ツールへ広げていきたいです。
よくある質問
スマホでも使えますか?
ブラウザ上で動くWebツールとして作成しているため、スマホでも使える形を目指しています。 ただし、端末やブラウザによってマイクの許可や動作が異なる場合があります。
発音の判定は完全に正確ですか?
現時点では、完全に正確な判定を保証するものではありません。 初期版として公開しているため、判定結果はあくまで発音練習の参考として使ってください。
英語の発音練習にも対応していますか?
現時点では、日本語の母音練習を想定しています。 今後、判定精度やアドバイス機能を改善したうえで、英語母音の練習ツールにも発展させたいと考えています。
まとめ
今回は、fro-blogに公開した母音発音練習ツールについて紹介しました。
まだ初期版ではありますが、発音練習を気軽に試せるツールとして、まずは形にできたことは大きな一歩だと感じています。
今後は、判定精度の向上やアドバイス機能の追加を進め、より使いやすいツールにしていく予定です。 さらにその先では、英語母音の発音練習にも対応できるようにしたいと考えています。
発音練習に興味がある方は、ぜひ母音発音練習ツールを試してみてください。
少しずつ改善しながら、実用性のあるWebツールに育てていきます。
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